1962-05-07 第40回国会 参議院 本会議 第22号
○杉山昌作君 私は、ただいま上程されておりまする選挙関係二法案に賛成の意を表するものでございます。 最近の選挙は、回を重ねるたびに非常な弊害を高めて参りました。この弊害を芟除して公明な選挙の実現をするのだということは、今日まで池田総理がしばしば、この壇上におきましても、あるいはその他の機会におきましても宣明されたところでございます。先年、選挙制度審議会の設立にあたりましては、わざわざ法律の中に、選挙制度審議会
○杉山昌作君 私は、ただいま上程されておりまする選挙関係二法案に賛成の意を表するものでございます。 最近の選挙は、回を重ねるたびに非常な弊害を高めて参りました。この弊害を芟除して公明な選挙の実現をするのだということは、今日まで池田総理がしばしば、この壇上におきましても、あるいはその他の機会におきましても宣明されたところでございます。先年、選挙制度審議会の設立にあたりましては、わざわざ法律の中に、選挙制度審議会
○杉山昌作君 私は、ただいま議題となっております二法案に、参議院同志会を代表して賛成をいたします。 二法案のうちで特に問題になるのは、公職選挙法等の一部を改正する法律案でございますが、われわれは、池田総理大臣が機会あるごとに選挙の粛正、公明選挙の実現ということについて、非常な意気込みをもって意思を表明されておりまして、大いに期待をいたして参ったのでありますが、今日われわれの前に示されておりまする衆議院送付
○杉山昌作君 私は、参議院同志会を代表して、総理及び自治大臣に質問申し上げるわけであります。 質問の第一点は、一体、本法案が真に何をねらっておるかということでございますが、しかし、これにつきましては今までの三人の議員が質問されまして、それにほとんど尽くされております。要するにです、この法案が基本法と銘打ってありますけれども、基本法という名に値しないような、きわめてお粗末なものであるということでございます
○杉山昌作君 次は、法律の条文で一、二お伺いいたしますが、第一条に、政治の主義というような言葉と、それから政治的信条というふうにありますが、この区別は大体どういうふうにお考えになっておりますか。 それからもう一つは、先ほど辻君の質問に対しまして早川氏から、選挙運動をすることもこれに該当するのかどうか、ある人の選挙運動について何か強要、強制的なことがあれば、それはやはり政治的暴力行為となるというようなお
○杉山昌作君 まあそういうふうな暴力に対しては断固たる決意というか、規定を作って、これを畏怖せしめるというようなお言葉、確かにそういうようなこともあるかと思いますが、そういたしますと、実は今日政府なり警察のやっていることが一体断固としてやっているかどうか。これは先ほどの辻君の御質問にもあったのですが、今日までいろいろ暴力があって、それに対してはいろいろな法律の規制がある。必ずしもこの法案をもってしなくてもいいのではないかと
○杉山昌作君 皆さんの御質問で私の伺いたいところも重複する点がありますが、それらを省略いたしまして、ほかの点だけを伺いたいと思います。多少重複することをお許し願いたいと思います。 この法律で規制する対象は、いわゆる確信犯というのですか、でき心でやったとか何とかというのじゃない、ある一定の主義信条を持って、それに基づいてやるということが多いのではないかと思います。一体そういうふうな考えをただ刑罰を重
○杉山昌作君 私は、この案に賛成するものでありますけれども、原案における選挙運動用の無料はがきの枚数並びに選挙運動用のポスターの枚数の増加率があまり大幅に過ぎて、また、これに伴って経費等の関係もあろうかと思いまして、その増加の率を若干減少することといたしたいと存じまして、別紙の通り修正案を提出いたします。 修正案を朗読いたします。 以上でございます。
○杉山昌作君 まあ現在としては、あの規定があるがゆえに政府の真意にあらざることまでもしなければならないということになっておるということになるのですが、それはまあそれとして、まあその一点を確認しておきまして、次に、まあそういうことであっても、とにかくどういたしましょうかと、政府が意見の表明を求めるという議案を出しておきながら、それに対して国会側が何らの意思表示をしないうちに、しかもそれは取り消すことなしに
○杉山昌作君 公労法十六条二項にそういう規定があるからやるのだと、こういうふうなことに一応なると思います。ただ、実際問題といたしましては、政府は、すでに仲裁裁定に持ち込む前から、一つ三公社五現業の労働争議、特にその最終の解決としての仲裁裁定ということに関連して、労使双方の健全な慣行を樹立したいと、そのためには、労働者側においてもストという違法な行為に出ることは絶対やめてほしいと、そのかわり、また政府
○杉山昌作君 私は、裁定の完全実施と、それから公労法十六条二項との関係をお尋ねしたいと思います。今、私たちが審議しておりまする予算案は、先般の裁定が、公共企業体等労働関係法の精神を尊重し、公共企業体等における健全な労働慣行を確立するためにこの裁定の完全実施をすることが必要だから、そのために予算を要求するのだ、こういうことになっておる。ところが、一方、政府の方では、この予算案よりも前に、同じ仲裁裁定につきまして
○杉山昌作君 大蔵大臣のお考えで、私もまことに意を強くするわけなんです。実行上は、確かに、監理官のおっしゃったように、いろいろな問題があります。非常に恣意的に分けるので、品代金の決定法を非常に厳格にきめると、幾ら勉強しても一つも利益が出ないというようなことになって、かえって士気をそそうするような場合もあるし、そうかといって、ベース・アップがあったから品代金の値上げをお認めになる、原料タバコの値上げがあったからこれをまた
○杉山昌作君 非常にこう、何といいますか、慎重な考え方は、まさにその通りだろうと思うのです。それは、二十五、六年ごろに、大蔵委員会で政府が言われておったところと同じことなんです。まあそれを十年余りそういうことをずっとやってきておるわけです。ところが、その間に事態はどうなっているかということを調べてみますと、われわれが非常にそういうことを言ったのが二十六、七年ですか、二十七年度をとってみますと、二十七年度
○杉山昌作君 私は、専売公社の損益計算の関係で少しお尋ねをしたいと思います。今日専売公社の、特にたばこでありますけれども、損益計算は、たばこの総売上高から費用を引いて、その残りが専売益金だと、こういうことになっております。これは非常に年々増加しておりまして、本年度も、地方へ納めるのと合わせて二千百十五億七千四百万円、前年度の予算に比べますと、百九十三億四千九百万もふえる。こういうことがあって、非常に
○杉山昌作君 その間の事情は、今までの説明あるいは今の説明でよく了承するわけなんですが、私の伺ったのは、そういう事情というよりも、われわれ常識的には支出というか経費というかは、政府からよそへ出るものだけを考えておるのです。ところが、今回のやつはそうじゃなしに、こちらの金庫からこちらの金庫へ支出することも支出だ、そこに緊急性がある、あるいは必要やむべからざると、こういうことなんですが、それはなるほどその
○杉山昌作君 そういたしますと、資金への繰り入れは必ずしもその年度に使わない、必ずしもというよりも、大体翌年度以降に使うのだ、こういうことになるわけでございますか。そういたしますと、そこでまあ緊急かどうかの問題が出てくるわけです。われわれ常識的に考えますと、財政法二十九条にうたっている経費のというか、支出の緊急というものは、その支出というのは政府から民間なり何なりに、政府以外のものへ金が出ると、それが
○杉山昌作君 私はもっぱら大蔵大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、第一番目の問題は、先般来問題になっておりまする、今度の補正予算が財政法第二十九条に違反するということに関連してのことでございます。 一般会計から産業投資会計への繰り入れは、予算を背景にいたしますと二つある。その会計の歳入へ繰り入れる場合と、それから資金へ繰り入れる場合とある。二十五年度の予算が百二十億円、あるいは三十六年度の大蔵省原案
○委員長(杉山昌作君) なお、この際、お諮りいたします。 自然休会中、委員派遣の必要が生じました場合は、委員長及び理事に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉山昌作君) ただいまから委員会を開きます。 本国会中、随時、租税及び金融等に関する調査をするために、その要求書を本院規則第七十四条三により議長に提出いたすこととし、その要求書の作成及び手続等に関しましては、委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○杉山昌作君 ただいま上程せられました請願十四件につきまして、審査の結果を御報告申し上げます。 請願第六十四号は、厚生年金掛金の還元融資による勤労者住宅建設促進を求めるものであり、請願第九十三号は、たばこ小売人の手数料引き上げを求めるものであり、請願第百六十二号外一件は、昭和二十年進駐軍の指示による爆薬処理中に爆沈いたしました大神丸の損害補償を国に対して求めるものであり、請願第百八十六号は、葉タバコ
○杉山昌作君 ただいま議題となりました五法律案の、大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、国際開発協会べの加盟に伴う措置に関する法律案について申し上げます。 本案は、さきに第三十四回国会で承認されました国際開発協会協定に基づき、わが国が国際開発協会に加盟することに伴い必要な措置を規定しようとするものであります。 すなわち第一に、政府は国際開発協会協定により、わが
○杉山昌作君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、昭和三十五年産米穀についての所得税の臨時特例に関する法律案について申し上げます。 本案は、昭和三十五年産米穀について、生産者が事前売り渡し申し込みに基づいて売り渡した場合は、従来と同様にその売り渡し所得について一石当たり平均千四百円を非課税としようとするものであります。
○委員長(杉山昌作君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成は委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉山昌作君) ただいまから委員会を開きます。 まず、お諮りいたします。 租税及び金融等に関する調査について継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉山昌作君) 田中大蔵政務次官、村山主税局長、塩崎税制第一課長、上林主計局法規課長、それから食糧庁の家治経理部長の方々です。
○委員長(杉山昌作君) 昭和三十五年産米穀についての所得税の臨時特例に関する法律案を議題といたします。 御質疑のある方は御発言を願います。
○委員長(杉山昌作君) ただいまから委員会を開きます。 委員の異動について御報告をいたします。本日付をもって中尾君、田中君が辞任され、その補欠として原島君、佐野君が委員に選任せられました。 —————————————
○委員長(杉山昌作君) 銀行局長に申し上げますが、今のは、部数の関係等もありましょうが、個人的に、もし部数がありましたら、全部でなくてもよろしゅうございますが、なるたけたくさんあったら、配付されたいと思います。
○委員長(杉山昌作君) 日本開発銀行法の一部を改正する法律案、日本輸出入銀行の一部を改正する法律案、産業投資特別会計法の一部を改正する法律案、以上三案を一括議題にいたします。 質疑のある方は、順次、御発言を願います。
○委員長(杉山昌作君) これより委員会を開きます。 委員の異動について御報告いたします。本日付をもって委員田上君、原島君が辞任され、その補欠として永末君、中尾君が委員に選任されました。 —————————————
○杉山昌作君 ただいま議題となりました製造たばこの定価の決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、現在試験販売中の「スリー・エー」及び「ハイライト」の売れ行き状況がいずれも良好であるので、今後もこれを継続して販売することとし、これがため、本法付属の価格表にこれらを追加し、これに伴い「ピース」、「光」及び「ホープ
○委員長(杉山昌作君) ほかに御発言もなければ、これで質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉山昌作君) ただいまから委員会を開きます。 製造たばこの定価の決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行ないます。 御質疑のある方は御発言を願います。
○委員長(杉山昌作君) 速記をつけて。 製造たばこの定価の決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案の補足説明を願います。
○委員長(杉山昌作君) ただいまから委員会を開きます。 製造たばこの定価の決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案外七件を一括議題として、順次、提案理由の説明を求めることにいたします。
○杉山昌作君 私は、参議院同志会を代表いたしまして、池田首相に三つの点を質問申し上げたいと存じます。 質問の第一は、選挙の粛正と公職選挙法の改正に関してであります。本件につきましては、先ほど来、同僚議員からも質問がございましたように、今回の総選挙がきわめて不公明な選挙に終わりましたことは、まことに遺憾と存じます。これまでの選挙のうちで最も不公明な選挙だといわれておるのでありまして、国民はきびしくこれを
○委員長(杉山昌作君) 御異議ないと認めます。 要求書の作成及び手続等については委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉山昌作君) この際、お諮りをいたします。 租税及び金融等に関する調査承認要求書を、本院規則第七十四条の三により議長に提用いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉山昌作君) ただいまから委員会を開きます。 委員の異動について御報告をいたします。八日付をもって委員木暮武太夫君が辞任され、その補欠として西川甚五郎君が委員に選任せられました。 —————————————
○委員長(杉山昌作君) 木村君に申し上げますが、大臣、きょうは補正予算案の最後の仕上げで非常に忙しいようでありまして、約束の時間もありますので、一つ締めくくり的な質問をどうぞ。
○委員長(杉山昌作君) ただいまから会議を開きます。大蔵大臣が御多忙中おいでいただきましたので、まず先に大蔵大臣に対して財政金融問題一般について質疑をいしたいと存じます。御質疑のある方は、順次、御発言願います。
○委員長(杉山昌作君) ただいまから委員会を開きます。 年末金融に関する件を議題といたしまして、まず、大蔵省当局から、年末金融の情勢及びこれに対する措置等についての御報告を願うことにいたします。